登場人物の中身が入れ替わっちゃう系映画。ハズレが無いジャンルですよねw
本作は仲の悪いティーンエイジャー2人が、母親と祖母と中身が入れ替わっちゃう子・母・祖母の3世代に渡るコメディ映画です。
文章で書くと分かりにくいですが、簡単に言うと若い子が大人に、大人が子供に入れ替わっちゃいます。
もちろん本作も大当たり、超面白い映画です!
入れ替わってみて家族の苦労が分かるというのは基本ポイントとして、本作は更に要素がモリモリでして
、片親の復縁、犬猿の仲だったティーンエイジャーがそれぞれの連れ子、シャッフルを解除するために真の家族になれるのか?などね。
泣けて笑える映画なのですが、ここで書いておきたいのは「ぜひ、前作を観てから、本作も観て!!」とオススメしたいです。
私は本作を観てから、前作を鑑賞しましたが、前作を観てからいけば良かったなぁと後悔しました。もちろん、単体で観ても話の内容は分かるし、十分面白いです。200%の面白さが、2000%になると思ってもらえれば。
この記事では、ネタバレ無しで本作の感想とレビュー、事前に知っておきたい情報などをまとめていきます。
この記事では、「動物の安否」や「グロテスクなシーンはないか」「性描写はないか」など、映画鑑賞前に知りたい映画に含まれるファクター(要素)のみを紹介します。ネタバレは一切含みませんのでご安心ください。
- 作品名
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シャッフル・フライデー
- 公開年
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2025年
- 監督
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ニーシャ・ガナトラ
- 上映時間
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112分
あらすじ
シングルマザーのアンナは、母テスに支えられながら忙しくも充実した日々を送っていた。ある日、高校生の娘ハーパーが同級生リリーと大ゲンカをし、アンナは学校に呼び出される。そこでリリーの父エリックと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。やがて2人は結婚を決意するが、娘同士の仲は相変わらず悪く、新しい家族を素直に受け入れられない。そんな中、婚約パーティに現れた占い師の呪文によって、翌朝の金曜日、アンナとハーパー、テスとリリーの体が入れ替わってしまう。娘たちは結婚を阻止するチャンスと考え、親同士の仲を引き裂こうと計画するが……。
映画の気になるファクター6つ
☆=0 ★=1の評価です
ファクター(要素) | 評価 | コメント |
---|---|---|
動物の安否 | ☆☆☆☆☆ | 動物は登場しません |
性描写の有無 | ☆☆☆☆☆ | 一切ありません |
流血の有無 | ☆☆☆☆☆ | 一切ありません |
グロテスクなシーン | ☆☆☆☆☆ | 一切ありません |
視聴対象層(子供★・大人向け☆) | ★☆☆☆☆ | 子供が観ても問題ありません 面白いポイントは大人だから理解できる内容かもしれません |
予習の必要性(過去作・事前知識) | ★★★☆☆ | 本作単体でも問題なく面白い&理解できます しかし、個人的には前作の履修を超オススメします |

前作は22年前に公開された「フォーチュン・クッキー」です。
なんと、メインキャストはその頃から続投です!!
管理人の感想・レビュー
笑って泣ける、コメディ映画としては非常に上質です。
ティーンエイジャーがおばあちゃんの体になって、足腰が痛い、おばあちゃんの姿で現代っ子ファッション&化粧をしちゃう。
逆に若者の体になったおばあちゃんが、ファストフードを食べまくって感動する、電動キックボードに乗って遊んじゃうとか、王道のオモシロ要素が満載です。
もちろん、感動ポイントも沢山あります。
母親の体になったことで、どれだけ親が子供のことを思っているかとかね。
そんな王道ポイントを抑えている、面白い映画というのはここまでで分かるかと思います。
ただ、個人的に超重要だと思っているポイントは、前作「フォーチュン・クッキー」から繋がる要素です。
前作からの重要ポイント①
前作では子供と母親が入れ替わりました。
反抗期の子供と、再婚間近の母親です。非常にギクシャクしている時期に体が入れ替わり、お互いの苦労や想いを知ることになるコメディ映画でした。
そして、22年の月日が流れ、前作「フォーチュン・クッキー」での子供が、本作「シャッフル・フライデー」では母親になりました。つまり、前作での母親は祖母ということですね。
作中でも登場人物が「またか」と言っているのも面白いポイントです。
反抗期だった頃の子供が、今回は反抗期の娘を抱える母親になって、前作と立場が逆になっているというのが非常にエモい要素ですよね。
なにより、昔のお母さんそっくりになっているのが視聴者的には感動ポイントでもあります。
前作からの重要ポイント②
なんと、前作にも登場していたキャラクターは、キャストが続投なのです!
22年も経つと役どころがぴったりでした。前作では17歳だったリンジー・ローハンが、今作では39歳で母親役です。
観る側としてこれほど嬉しいことはないですね。
前作に登場していた大部分のキャラクターがキャスト続投ですよ。
前作からの重要ポイント③
前作の要素がふんだんに盛り込まれています。
前作で騒ぎの渦中になった元カレの再登場、いじられ要素がまだ続いてること。
反抗期でバンドにハマってた子供が母親になりましたが、バンドマンとして成功しているとかね。
これは映画の重要ポイントになるわけではなく、前作を知ってる視聴者には嬉しい要素が映画の各所に盛り込まれているだけです。
クスッと笑えた場面や、感動した場面に、もっと奥深い要素や理由が含まれていたと分かると、映画の面白さがもっと重厚になります。
前作「フォーチュン・クッキー」はディズニー+で鑑賞することが可能です。単体でも面白い映画が100億倍おもしろくなりますので、ぜひ前作の鑑賞もご検討ください。