【まるでノアの箱舟】映画「Flow」を観る前に読みたい記事

第97回アカデミー賞の長編アニメーション賞に輝いた映画「Flow」が、2025年7月にPrime Videoで独占配信が始まります。

「野生の島のロズ」「インサイド・ヘッド2」を抑えてのオスカー受賞ということで、大きな話題になりました。

筆者は動物大好きなので、公開当初に劇場で鑑賞して来ました。
特徴としては、人間が一切出てこないということと、人語の台詞は一切ありません。

動物たちが1つの船に乗り込み、洪水を逃れるために必死に旅をするという作品です。

本稿では、ネタバレ無しで映画を紹介していきたいと思います。

この記事では、「グロいかな~」「お茶の間で観ても平気かな~」「子供と観れるかな~」そんな悩みを解消するため、ネタバレ無しで必要最低限のレビューを書いています。

目次

作品情報

作品名

Flow

公開年

2025年

監督

ギンツ・ジルバロディス

上映時間

85分

あらすじ

世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を捨て旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた動物達と、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われることに。しかし彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、逞しくなっていく。彼らは運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは―?

映画の気になるファクター6つ

あくまで管理人の個人的感覚による評価です

☆=0 ★=1の評価です

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ファクター(要素)評価コメント
動物の安否★★★☆☆言えることは、動物は無事です。
性描写の有無☆☆☆☆☆ありません。
流血の有無☆☆☆☆☆ありません。
グロテスクなシーン☆☆☆☆☆ありません。
視聴対象層(子供★・大人向け☆)★★★☆☆子供も大人も楽しめます。
予習の必要性(過去作・事前知識)☆☆☆☆☆予習の必要性はありません。

動物は無事、無事なのですが……。
動物好きな人ほど、過酷な環境下に置かれる猫ちゃんに心が苦しくなります。

管理人のコメント

猫、犬、カピバラ、ワオキツネザル、ヘビクイワシとバラエティ豊かな動物たちが1つの船に乗り、洪水の中を必死に生き抜くというストーリーの作品です。

ぜひPVをご覧になって、特徴的なアニメーションが気に入ったら映画本編も見てみてください。

ただ、動物が大好きだからこそ、いくつかの注意点をあげておきたいと思います。

①津波を連想させる演出がある

津波を彷彿とさせるシーンがいくつか登場します。

②楽しいシーンは少ない、しんどいシーンが続く

辺り一面水に覆われ、そこを一隻の船で乗り越えるのです。
どうしても楽しい場面より、辛い場面の方が多くなります。(動物たちの掛け合いでフフッと笑えるようなシーンはありますよ!)
それを実際の猫の鳴き声で聴かされるので、動物好きな人ほど辛くなってしまうかもしれません。

③台詞がないので、ストーリーの解釈は視聴者に委ねられる

人間は一切登場せず、台詞はありません。動物の鳴き声のみです。
その割に、世界観は壮大です。
絵を見たままに楽しめる人は良いかもしれませんが、ストーリーを考察したり「これはどういうことなんだろう?」と考えるタイプの人は少しモヤモヤするかもしれません。

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