テレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版第2作。
私はテレビシリーズなどを観ずに本作を劇場鑑賞してきました。MERは架空の救命医療チームということもあり、展開はかなり現実離れしたフィクション強めの話ですが
アツイ!!とにかく展開がアツイ!!
そして鈴木亮平さんの演技が素晴らしい!!
まさか医療映画で「俺に構わず先に行け!!」が聞けるなんて誰が思うでしょうか。
そしてクソ役に立たないゴミみたいな政治家と、有能な補佐&現場スタッフという、個人的にポイントが高い登場人物たち。
かなりオススメできる作品ですので、ネタバレ無しで概要を簡単に紹介していきます。
この記事では、「グロいかな~」「お茶の間で観ても平気かな~」「子供と観れるかな~」そんな悩みを解消するため、ネタバレ無しで必要最低限のレビューを書いています。
作品情報
- 作品名
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TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション
- 公開年
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2025年
- 監督
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松木彩
- 上映時間
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115分
あらすじ
オペ室搭載の大型車両で事故や災害現場に駆けつける救命医療チーム(モバイル・エマージェンシー・ルーム=MER)の活躍を描いたテレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版第2作。
TOKYO MERの活躍が高く評価され全国主要都市に新たなMERが誕生するなか、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化する。指導スタッフとしてTOKYO MERのチーフドクター・喜多見と看護師の夏梅が派遣され、オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海 MER」の試験運用が始まるが、半年が過ぎても緊急出動要請はなく、廃止寸前に追い込まれていた。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、ついに大規模医療事案への出動が決まる。島では想像をはるかに超える惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後だという。噴石が飛び交い溶岩が迫るなか、南海MERは島に取り残された79人の命を救うべく高難度のミッションに挑む。
映画の気になるファクター6つ
☆=0 ★=1の評価です
ファクター(要素) | 評価 | コメント |
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動物の安否 | ☆☆☆☆☆ | 動物は登場しません。 |
性描写の有無 | ☆☆☆☆☆ | ありません。 |
流血の有無 | ★★★★☆ | 手術の演出でドバドバ出ます。 |
グロテスクなシーン | ★☆☆☆☆ | 外科手術の様子が映ります。 |
視聴対象層(子供★・大人向け☆) | ★★☆☆☆ | 子供も大人も楽しめます。 |
予習の必要性(過去作・事前知識) | ★☆☆☆☆ | 本作だけで内容は十分理解できます。 TVシリーズを観ていると より楽しめるかも知れません。 |

アツイ展開と鈴木亮平さん、江口洋介さんの演技が素晴らしいです!!
手術の演出がありますので、血が苦手な方は少し注意が必要かも?
管理人のコメント
医療ドラマかと言われると、この映画だけに限って言えばちょっと毛色が違うかも?
まず大前提として本作のタイトルにもなっている「MER」は、架空の救命医療チームで、おまけに本作では東京ではなく、沖縄・鹿児島の離島地域に対応するためにフェリーに乗って活動する試験運用中のチームの活躍を描きます。
本作の面白いポイントが
・チームが結成して浅く、かなりギスギスしていること
・試験運用中で、政治的な問題も関わってくること(政治家はすごいクズだよ!!)
・本作の救助現場となる「火山の噴火」のレベルがちょっと桁外れで規模がデカい
・人間ドラマが超アツイ!!死ぬか生きるかの現場で医療とかそういう問題じゃない!!(医療ドラマとは…w)
今回の現場は火山が噴火し、溶岩が目前に迫る離島です。
住民は少ないですが、ほとんどが老人です。そこへ経験の少ない、ギスギスした医療チームがやってくるもんですから、さぁ大変。
チーフ役を演じる鈴木亮平さん、そしてドクターの江口洋介の演技が素晴らしいです。もうこのお二人の名前を見ただけで、どれだけ熱いキャラか分かってきますよねw
超難しい手術に挑むシーンもありますが、本作に限っては人間ドラマのほうが見どころな気がします。エンドロールまで何度も危機的場面が訪れてハラハラドキドキしますよ。