皆さん料理番組はお好きですか?
日本の料理番組というと、料理の作り方を説明するものがイメージされやすいかと思いますが、世界には様々な料理番組が存在します。
バトル番組に、旅行番組のようなもの、さらには実際に真似したくなるような料理番組も。
本稿では、Netflix(ネットフリックス)で視聴できる料理番組を6つご紹介します。
アイアン・シェフ
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/81224668
1993年に日本国内で放送された料理バラエティが、まさかの海外展開に成功しネットフリックスが全世界独占配信を行っています。
地元で話題のシェフ vs 選び抜かれた世界的に有名なシェフ(鉄人)
が指定されたジャンルの料理を作って対決するという番組です。
料理番組あるあるなのですが、
シェフがお店で出している「得意料理」で勝負ができるわけではないのがポイントですよね。
まさに料理人としての腕が試される内容になっています。
また、国内のオリジナル版でも特徴的だったアナウンサーによるスポーツ中継のような実況がついているのも特徴の1つと言えるでしょう。
まるでスポーツを観ているかのような、スタジアム化した厨房で実況と合わせてテンポよく料理が進む様子は
料理の工程を観る視覚的な面白さと、スポーツのようなヒリつく緊張感が合わさった、究極の料理バラエティです。
番組は、アメリカ版のほかにも多くのシーズンが登場しているので、今後ネットフリックスで観れるシーズンが増えるかもしれませんね。
ファイナル・テーブル
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/80201866
この番組も「アイアン・シェフ」と並ぶ料理バトル番組として名前が挙がりますが、こちらは世界各地から集まったエリートシェフたちが料理の腕を競い合い、最後の1席「ファイナル・テーブル」を決めるというものです。
集まったシェフたちは、各国で有名な賞を受賞した経験のあるシェフや、ミシュランの三ツ星を獲得したシェフなど、実績を持った人たちばかりです。
日本からも青山にある「ナリサワ」の成澤由浩さんが登場しています。
2人1組でチームを組み、第1話では12組のチームが登場しました。
ここから回を追うごとに、1チームずつ脱落していくという、生き残りをかけたバトルをしていくスタイルです。
料理のお題は国が指定され、その国の伝統料理や、その国らしい料理を作るという物もの。
審査員はその国の有名人や、有名シェフが務めています。
8話目には日本が登場していますよ。
プロ同士の戦い、そしてプロがプロを審査するという、非常にハイレベルな料理バトル番組です。
バーベキュー最強決戦!
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/81057855
ネットでもバズった人気番組。
海外ではバーベキューを日常的にやるなんて話も聞きますね。
この番組は、そんなバーベキュー大好きな人たちが集まって、腕を競い合うというものです。
日本のBBQとはレベルが違いますよ。
たぶん、網に乗せて肉を焼くだけなんてバーベキューと呼ばないのでしょう。
登場するのは巨大なブロック肉に、重厚な専用グリル。回を追うごとに扱う内容はハードになっていき、しまいには豚を丸々1頭焼いたり…。
日本人はなかなか見る機会がない、本物のバーベキューを観ることが出来ます。
大胆で豪快な料理に見えますが、味付け、温度、時間など様々な要素がかなり細かく絡み合っているんです。失敗してしまっても、やり直しが効かないシビアさもあります。
審査員はその道に精通したプロ中のプロですが、参加者たちは日常的にバーベキューをやったり、大会で優勝した経験があるとか、バーベキュー好きな一般人というレベルです。
普段使い慣れている道具が使えなかったり、バラエティ的なルールが絡んできて参加者たちも苦しい思いをして、観てるこちらもハラハラします。
見ていて応援したくなるような、バラエティとして楽しめる料理番組です。
ストリート・グルメを求めて
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/80244996
ここからは料理バトルではなく、トラベル系の癒される料理番組をご紹介します。
「ストリート・グルメを求めて」は題名の通り、各国の屋台料理(ストリートフード)を紹介する番組です。
見どころとなるのは、料理の紹介だけでなく、各国の文化や郷土料理の歴史の紹介、そして紹介する料理人の努力や工夫、そして成功を収めるまでの苦労がドキュメンタリーのように語られることです。
屋台料理に焦点を当てていることもあって、料理人たちの苦労は並大抵なものではないのが大半でした。
「ストリート・グルメを求めて:アジア」第2話では、大阪・京橋の「居酒屋とよ」も登場します。
世界各地の文化×料理人のドキュメンタリー×美味しい料理。
癒されることもあれば、心に刺さる部分もあります。
また、ネットフリックスのオリジナル番組なこともあって、映像が美しく海外旅行気分も味わえます。
腹ぺこフィルのグルメ旅
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/80146601
エミー賞にノミネートされたグルメ旅番組です。
執筆時はネットフリックスでシーズン7まで配信されており、今後の新シーズンについても告知がされていました。
まるで「孤独のグルメ」の海外版。
シーズン2までは日本語吹き替えもありますよ。
出演するのはアメリカで有名なテレビ脚本家・プロデューサーの「フィリップ・ローゼンタール」さんです。
肩書きを聞いただけでも「なるほどな」となる、軽快なトークや海外らしいパンチの効いたボケが展開し
世界中を巡って料理を楽しむトラベル×グルメ番組といった感じの番組です。
紹介される料理は、世界各国のお店の料理なので、観光気分と合わせて「いつか食べてみたいな~」なんて憧れも出てくるかもしれませんね。
動画にもありますが、日本の京都にあるオムライスの名店“キチ・キチ”も訪れましたよ。
チョコレートアカデミー
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/title/81207686
チョコレートで巨大な動物を作ったり、インスタ映えしそうな美しいチョコレートを作る動画をSNSで観たことはありませんか?
恐らく、その動画に登場している人はパティシエ兼ショコラティエのAmaury Guichon(アモーリ・ギション)さんです。
このネットフリックスの番組では、アモーリ・ギションさんが講師役を務め、お世辞にもレベルの高いとは言えない、パティシエやショコラティエを目指す生徒さんたちに技術を教えていきます。
ちょっと真似するにはハードルが高すぎる料理番組ですが、生徒さんたちが回を追うごとに成長する姿が人間ドラマとしても面白く、日常ではお目にかかれないプロのショコラティエの技術を見れる貴重な番組です。