ジャッキー・チェンは2025年で71才ですが、まさかアクションがまだ見れるなんて……!
おまけにジャッキー・チェンに勝っちゃう強くて渋い爺さんも出てきます。そんな映画が「シャドウズ・エッジ」です!!
2025年の年末にとんでもないダークホースが出てきました。
この映画、当たりです!!
「トワイライト・ウォーリアーズ」をはじめ、昨今の香港映画はシナリオが素晴らしいですね!
「シャドウズ・エッジ」もトワウォを観たときのような興奮、満足度がありました。
とにかく、それぞれのキャラが良い!キャラの関係値や過去のストーリーを主人公サイド、悪役サイド、両方ともにしっかり見せてくれるので胸が熱くなります。
個人的な見どころは、ジャッキー・チェンの歴戦の猛者感溢れる立ち居振る舞いと、昔の作品を思わせる日常っぽい場面の演技。そして何より悪役のキャラがジャッキー・チェンとタイマンを張れるほどの強さがあること。
もうとにかくジャッキー・チェンのファン、香港映画のファンは観てください!!
そして、悪役にはK-POPグループ「SEVENTEEN」のJUNさんもいるのでファンは観てください!!
ただ、ちょっと「痛たたっ…」ってなるシーンもございます。この記事では、映画鑑賞前に知りたい「グロ」や「エロ」などがどれぐらいあるのか、「悲惨な描写がどれぐらいあるのか」など、ネタバレ無しでご紹介するので、鑑賞前の参考にしてみてください。
この記事では、「動物の安否」や「グロテスクなシーンはないか」「性描写はないか」など、映画鑑賞前に知りたい映画に含まれるファクター(要素)のみを紹介します。ネタバレは一切含みませんのでご安心ください。
- 作品名
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シャドウズ・エッジ
- 公開年
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2025年
- 監督
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ラリー・ヤン
- 上映時間
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141分
あらすじ
マカオの街で、神出鬼没のサイバー犯罪集団による巧妙な強奪事件が続発。監視システムも乗っ取られ捜査に行き詰まった警察は、切り札として、すでに現役を退いた追跡のエキスパート・黄徳忠に協力を依頼する。警察の若き精鋭たちとチームを組んだ黄徳忠は、昔ながらの捜査術と最新テクノロジーを駆使し、「影」と呼ばれる元暗殺者が率いるサイバー犯罪集団を追う。
映画の気になるファクター6つ
☆=0 ★=1の評価です
| ファクター(要素) | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 動物の安否 | ☆☆☆☆☆ | めっちゃ大量の犬を連れたジャッキーが登場 犬はみんな無事です |
| 性描写の有無 | ☆☆☆☆☆ | まったくありません |
| 流血の有無 | ★★★☆☆ | 流血はちょっと多め |
| グロテスクなシーン | ★☆☆☆☆ | グロいものは映りません ナイフの刃を握ったり ナイフを刺してグリグリしたり ちょっと痛いシーンあり |
| 視聴対象層(子供★・大人向け☆) | ☆☆☆☆☆ | 全年齢見れます |
| 予習の必要性(過去作・事前知識) | ☆☆☆☆☆ | 予習は必要ありません |

グロい、ビックリなど、身構える要素はありません。
敵がナイフの達人なので、結構ビシャビシャ血は出ます。
管理人の感想・レビュー
この映画を見たとき「ジャッキー・チェン出るんだ~。じゃあ見とくか~」ぐらいに思い、公開後に映画館に行ったわけですが、まぁ期待してた10倍は面白かったですね!!
映画の冒頭、警察と敵対する組織がAIを駆使して監視カメラの映像をハッキングして、犯人たちの姿を消したり、映っていない物を偽装で映したり、そして盗むのが仮装通貨だったり。もう時代が進みすぎて、正直筆者もついていけませんw
そして、これを中国を舞台にしてやっているのも、違和感が無くてなんだか怖くなりました。
ただ、そんな超ハイテク最前線の事件現場に助っ人としてやってくるのが、我らがジャッキー・チェンで、しかもAIにも勝る活躍を見せるので、ファンとしても嬉しい役どころです。
流石に走ったり、無茶なアクションは無くなってしまいましたが、でも思ったよりガンガンに戦うんですよこの71才のおじいちゃん!!
壁に吹っ飛ばされたり、昔さながらの取っ組み合いとか、これも予想以上の激しいアクションでスタントマンを疑うレベルでした。
そして、そんなジャッキー・チェンと対峙するのが、レオン・カーフェイさん、こちらは今年で67才ですか…!?
つまり、強い爺さんvs強い爺さんのバトルが観れるわけです。
この時点で面白いに決まってるじゃないですか。
敵役の爺さんは、元暗殺者で、率いているサイバー集団は孤児院で面倒を見ていた子供っていう、もう面白い設定盛り盛りです。
シナリオも非常に面白く、終盤は「もう終わりかな?」と思っているところへ2展、3展する怒涛の展開です。この満足感はRRRを彷彿とさせました。
とにかくジャッキー・チェンのファンには見ていただきたい1作ですね。
2025年に観た映画の中でも、かなり上位に来る面白さでした。